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タブレット検品に賞味期限読取AIソリューションを導入

このたびニチレイロジグループは、撮影画像からAIを用いて賞味期限を自動で読取るソリューションの実証実験を終え、全国の拠点へ実導入を開始しました。
当社では庫内作業のフルデジタル化を目標に掲げ、その一環として作業のタブレット化に取り組んでまいりました。今回のAIソリューション導入はその機能拡充を目的とした施策となります。
これまで手動で行われていた賞味期限入力業務を、AIソリューションにより93%以上という高い読取精度と約2秒という高い処理速度で、手入力することなく完結します。その結果、更なる品質管理向上に繋がることはもちろん、賞味期限画像の記録化やオペレーション簡素化による業務の「誰でもできる化」への転換や、「ストレスフリー」な作業運営を実現する事が可能となりました。
また、今回のソリューションを開発したAutomagi株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:櫻井将彦)とは、以前より画像解析AIの実証実験を行うことで協業しており、今回の取組みもそれらの試みの一環となります。
今後もニチレイロジグループでは、労働力不足が懸念される中、この様なデジタル化や効率化を目標とした業務革新を進めることで、お客様のサプライチェーンを支える持続可能な物流の実現に取り組んでまいります。

---賞味期限自動読取AIソリューションとは---
AI-OCR(Optical Character Recognition/Reader:光学的文字認識)と画像認識による画像前処理技術によって、画像から賞味期限の文字を識別し、認識された賞味期限情報をクラウド上で突合することで、より高精度な読取を可能としています。