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第22回物流環境大賞における「特別賞」を受賞

2021年6月7日、ニチレイロジグループは、一般社団法人日本物流団体連合会が主催する第22回物流環境大賞において「特別賞」を受賞しました。

【物流環境大賞の概要】
一般社団法人日本物流団体連合会により2000年に創設された、物流部門における優れた環境保全活動や環境啓蒙活動、先進的な技術開発などにより、環境負荷低減の面から物流業の発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する制度です。

【取組内容】
<株式会社ロジスティクス・ネットワーク>
■3PL がコーディネートした31 フィート冷凍コンテナの活用
北海道から福岡県への冷凍食品の輸送について、トラック輸送から鉄道輸送へのモーダルシフトを実施し、CO₂排出量の削減およびドライバーの負担軽減を実現しました。従来は、福岡県から北海道への片道の鉄道輸送のみでしたが、北海道内での空パレット搬送および福岡県への鉄道輸送を組み合わせることで「7日間でのフルラウンド輸送」を可能としました。

<株式会社ニチレイ・ロジスティクス東海>
■低温物流施設におけるトラック予約システム活用による車両待機時間削減および環境負荷低減への取り組み
トラック予約システムを導入することで、入庫時間の事前予約が可能となり、トラック待機時間の削減によるCO₂排出量の削減を実現しました。

■物流施設における共同配送によるCO₂排出量の削減とトラック予約システム活用によるドライバー待機時間の削減
愛知県内 2 箇所の物流センターで実施していた加工冷凍食品の共同配送について、新たに集約拠点を設置し、車両台数を適正化することで、CO₂排出量の削減および物流効率化を実現しました。また、同センターではトラック予約システムを導入することで、トラック待機時間の削減によるCO₂排出量の削減も実現しました。

<株式会社ニチレイロジグループ本社:NEXT Logistics Japan 株式会社他との共同受賞>
■新たな幹線輸送スキームによる省人化、環境負荷低減、働き方改革の実現
NEXT Logistics Japan(株)、アサヒグループホールディングス(株)、江崎グリコ(株)、千代田運輸(株)、トランコム(株)、(株)ニチレイロジグループ本社、日本梱包運輸倉庫(株)、日野自動車(株)、三菱HCキャピタル(株)、(株)ユーネットランスは、「ドライバー不足によりモノが運べなくなる」という社会課題の解決に向け、より少ない人と車両で多くの荷を運ぶための高効率幹線輸送スキームを構築、CO₂排出量の削減及びドライバーの負担軽減を実現しました。

第 22 回物流環境大賞の受賞者を決定