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年間27万時間の業務のRPA化を達成しました。
2021年11月、ニチレイロジグループは年間27万時間の業務のRPA化を達成しました。 当社は、グループ全体での業務革新施策の一環として事務作業の一部をRPA化することで、従業員の「リソースシフト」(※図1)を進め、お客様の利用体験価値を高めることを目指しています。27万時間は物流センター勤務の従業員の年間総労働時間の約9%にあたり、2021年度目標を前倒しで到達しました。(※図2)
当社のRPA化推進は、IT部門ではなく全国の物流センターをはじめとする事業所の従業員がシナリオの作成を行い、自ら業務を変革していく点が特徴です。取り組みを支援するための研修(※図3)やコンテンツも当社オリジナルのものを開発し、「業務をより良くする」「働き方を変える」という目的を共有しながら、作成者だけでなくサポートに回る従業員も含めた事業所一体での活動を進めています。その結果、時間外労働の削減はもちろん、お客様のお力添えをいただきながら業務フローの再構築に成功したケースや従業員がRPAの知見を活かした業務効率化のプロフェッショナルとして活躍の場を広げることが出来た事例も生まれています。
ニチレイロジグループは今後とも業務のデジタル化を推進し、多様な働き方の出来る人財の厚みを増すことで、お客様のサプライチェーンを支える「持続可能な物流」の実現に努めてまいります。
(図1)リソースシフトイメージ
(図2)事務作業におけるRPA化時間の推移
(図3)RPA研修プラットフォームおよび女性社員合宿イメージ