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年間40万時間の業務のRPA化を達成しました
2024年3月、ニチレイロジグループは、事務従業員一人当たりの年間平均労働時間の10%超に相当する、年間40万時間の業務のRPA化を達成しました。
当社は、業務革新施策の一環として、事務作業のRPA化による従業員の「リソースシフト」(※図1)を進めることで、お客様の利用体験価値向上を目指しています。RPAの導入は2018年度から始まり、現在では、当社における事務業務改善の基本ツールとなっています。
当社が推進するRPAの取組みは、IT部門ではなく、全国の物流センターをはじめとする事業所の従業員がシナリオの作成を行い、自ら業務を変革していく点が特徴です。シナリオ作成者だけでなくサポートをおこなう従業員も含めた全員が「業務をより良くする」「働き方を変える」という目的を共有し、独自の研修プログラム(※図2)や教材を活用しながら、事業所が一体となって活動を進めています。
RPAの導入後も、様々な世代の従業員に対し、継続して研修を実施することで、RPAの定着を図っております。また、作成したシナリオを社内に横展開することで、知識やノウハウの共有に繋げています。さらに、2023年度は、リモート環境でのRPA活用を実現し、多様な働き方の推進にも寄与しました。現在では、時間外労働の削減やリモートワーク等をはじめとしたワークライフバランスの向上はもちろん、お客様のお力添えをいただきながら業務フローの再構築に成功したケースや、RPAの知見を活かした業務効率化のプロフェッショナルとして活躍するなどの事例も増えています。
今後も、ニチレイロジグループは、業務のデジタル化によるデータドリブン運営の実現を目指し、RPAを事務改善ツールとして活用し続けるとともに、働き方の自由度向上を通じた人財基盤の強化を図ることで、お客様のサプライチェーンを支える「持続可能な物流」の実現に努めてまいります。
(※図1)リソースシフトイメージ
(※図2)支援イメージ